2025/07/12 19:52

今から25年前、東京渋谷区のキャットストリートで、ひっそりと産声を上げたRUDE GALLERY。音楽とルーツ、カウンターカルチャーを洋服にミックスさせた独自の世界観は、私たちを魅了し続けてくれています。

今回はそんなRUDE GALLERYのことを書いてみたいと思います。

RUDE GALLERYがオープンしたのは、2000年2月11日のこと。セレクトショップとしてスタートを切りました。当時のセレクトは、CELT & COBRA、HOOK、MAGICAL DESIGN、Volar、MOTTY、ROYAL PUSSY、RDS DESIGN、LUNKER KILLARでした。

Gussetでは以前よりCELT & COBRA、HOOKの取り扱いをしていましたので、「ついに東京でCELT & COBRAの取扱店が出来た!」という嬉しさがありましたね!



出来たばかりのRUDE GALLERYに行くと、代表のカタヤナギさんがお店に立っていて、音楽という結びつきにより集まったブランドの、不良なんだけれども真面目にしっかりと作り込まれたクオリティの高い洋服がきちんと並びんでいました。

RUDE GALLERYという名前の由来が、カタヤナギさんが埼玉でやっていたお店の名前、「RUDIE'S」というお店から名前を取って、「RUDE GALLERY」にしたそうで、お店の雰囲気にぴったりだなぁと思った記憶があります。
お店の中で、Gussetの代表の西寺とカタヤナギさんがセレクトショップのこれからのこと、目標などを話していたように思うのですが、当時、カタヤナギさんは、オリジナルのT-シャツ等を数枚製作していて、見せていただきました。

その時に、

カタヤナギさん
「RUDE GALLERYのオリジナルアイテムを作ってブランド化していこうか悩んでいる。製作ロット数とかもあるから・・・」

西寺さん
「いい感じじゃない、うちも協力するからやってよ!」

というような内容を話していたことを覚えています。



洋服を制作していくうえで、立ちはだかる関門は「製作ロット数」。良いものを作って、販売・消化してから、また良いものを作る・・・、というサイクルが出来なければ、ブランドの運営は困難です。GussetもRUDE GALLERYの取り扱い店という立場で、製作ロット数を一緒にこなしていくことが、さらりと話されていましたね。


今思うと、お互いを信頼しあって話していた言葉なんだなぁと、25年経って改めて思いますね(笑)

そのタイミングで、Gussetの取り扱いブランドにRUDE GALLERYとMAGICAL DESIGNが加わり、Gussetとしても音楽や映画、タトゥー等を含めたカウンターカルチャーを持ったブランドが集まることで、よりショップのイメージが確立していったように思います。



25年の間には、RUDE GALLERYはオリジナルブランドとして成長していき、毎年新しいテーマを掲げ挑戦し続けることで、ラインナップを増やし、音楽というカルチャーを洋服というキャンバスに落とし込み続けてくれています。毎年、音楽というシーンからテーマを抽出し、コレクションとして発表してくれているので、いつも新作コレクションを見るのが楽しみなんですよね。



その姿を見ていると、歩み続けていくカッコよさをRUDE GALLERYから強く感じますし、それはカタヤナギさんがRUDE GALLERYをスタートさせた頃と何一つ変わらない意志を感じますね。

そしてその意識はRUDE GALLERYのメンバーからも感じられますし、洋服作りということを真剣に楽しんでいると思います。RUDE GALLERYらしさのある企画も素晴らしいですよね!

これからもRUDE GALLERYは楽しませてくれくことは間違いないと思いますし、是非注目していて欲しいですね!
宜しくお願いいたします!