2026/02/15 17:19

今回の俺的名曲紹介では、''Grateful Dead'' の「Uncle John’s Band」という曲をご紹介させていただきます。

グレイトフル・デッドはアメリカ合衆国のロックバンド。特徴的なドクロのデザインからハードロックな雰囲気にも感じますが、バンド自体はカントリーやフォーク、ブルースにㇽ―ツを感じるロックスタイルです。

ライブでは長いインストルメンタルジャムを繰り広げたりもして、ジャズやブルースにも通ずる雰囲気を持っていると思います。



パティ・スミスのギタリストのレニー・ケイは「彼らの音楽は、他の多くのバンドがその存在を知りさえしない領域に達している」とコメントしています。

また、彼らのジャムスタイルを評して、グレイトフル・デッドを「ジャム・バンド界の開拓者的なゴッドファーザー」と呼んでいたりと、その独創的なスタイルがグレイトフル・デッドらしさと言えると思います。






さて、「Uncle John’s Band」ですが、グレイトフル・デッドの1970年のアルバム、『Workingman’s Dead』に収録された楽曲で、親しみ易いナンバーであり、グレイトフル・デッドの象徴的なナンバーです。

Uncle John’s(ジョンおじさん)について書かれたこの曲は、「生きる意味とは?」「音楽の力とは?」という様な明確な言葉を歌わず、語り掛けるような曲調が魅力です。


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Uncle John’s Band(歌詞抜粋)


Well, the first days are the hardest days
最初の日々が、一番つらいものさ

Don’t you worry anymore
でも、もう心配はいらない

‘Cause when life looks like easy street
人生が“イージー・ストリート”に見えたとしても

There is danger at your door
そのドアの向こうには、危険が潜んでいるかもしれない


Come hear Uncle John’s band
さあ、“ジョンおじさんのバンド”の音を聴きにおいで

Playing to the tide
潮の流れに合わせて、僕らは演奏するんだ

Come with me, or go alone
一緒に来てもいいし、ひとりでもいい

He’s come to take his children home
ジョンおじさんは、“子どもたち”を家へ連れ帰るために来たんだ

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この曲は1970年に生まれた訳ですが、当時の時代背景を羅列すると、ベトナム戦争や銃撃事件、ヒッピー文化の終焉を迎え、混乱と不安がよぎっていた背景がありました。


Uncle John’s Bandの曲のなかで、静かに不安に耐える日々を歌い、それでも共に生きていこうという希望を呼び掛けた平和的なメッセージが込められていると言われています。



曲の和訳だけを読むと、抽象的な内容が多く、メッセージ性が薄くも感じますが、時代背景を読み解くと、優しく語り掛けるような、内容にグッときます。

時代を映した素晴らしい名曲だと思いますので、是非聴いてみてください。
よろしくお願いします♪